課題研究構想相談会(オンライン)
実施日時 5月30日(火)5・6時限 13:40~15:40
実施会場 2年7組HR教室、コンピューター教室、理科棟(個別相談時に利用)
参加生徒 高校2年7組(理数科)
講 師 本校を卒業生した6名の大学生(敬称略)
市野桃音 新潟大学工学部工学科建築学プログラム (数学)
大谷彩日 明治薬科大学薬学部薬学科 (化学)
北澤初音 東北大学医学部保健学科看護学専攻 (化学)
待井優花 福井県立大学海洋生物資源学部海洋生物資源学科 (生物)
田中 光 東北大学理学部 (物理)
尾崎麟太郎 富山大学理学部 (地学)
内 容
課題研究をより充実したものにするため、構想の段階で講師にオンラインで相談してアドバイスを受けるために、昨年度から始めた企画です。講師の大学生は、課題研究に対するアドバイスだけでなく、大学の様子や高校時代の時間の使い方、課題研究が大学受験にどのように繋がっていくか等、多面的な意見をプレゼンしてくれて、高校生活全般の意欲の向上につながっています。
今年は前後半の二部に分けて行いました。前半では、2年7組の課題研究班ごと代表者が、自らたちで抱いている構想をプレゼン発表して説明し、その後、講師が自分たちが行ってきた課題研究の内容、実験方法や流れについて説明するとともに、工夫したことや班活動との両立などについて苦労したことについて話してもらいました。
後半では、研究分野ごとに、大学生1~2名と高校生2~5名のグループに分かれて、小グループでの懇談会を行いました。高校生からは数多くの質問が出されて活発な交流が行われました。講師の方々も、自身の課題研究について、実際に経験した探究の流れや高校生での学びが大学生活に実際どのように活かされるかなど自身の体験をもとによく話してくれました。生徒たちにとっては、受験を突破した先輩からの説明が、これからの探究活動、生活へのよき動機づけになりました。一方で大学生にとっても、これからの研究活動に向けて考えるよき契機になったと思います。
<生徒感想>
・先輩方の上手くいかなかった経験を聞いて、苦戦しそうなところがよくわかった。聞いたことを参考にして、これから計画を立てて行きたい。
・屋代高校を卒業した大学生と話が出来るいい機会となりました。課題研究だけでなく大学のことも聞けて充実した時間でした。
・とても貴重な機会でためになったところも多くあった。この会によって、今後の方針についてより明確にすることができた。ただ、準備不足も目立ったが、まだテーマが決まったところだったり、知識がまだ不十分だったりするので、この会は、もう少し後にあるとより深まるのかなと思った。
・大学生の話を聞くことができる貴重な機会を得られてよかった。探究を進めていく上での手掛かりとなった。
・研究の話だけでなく、勉強のことや高校生活のことを話してくださり、ありがとうございました。とても面白かったです。