附属中活動
全員の意見を聞きたい
1月21日(火)3年生の生徒会もまとめの時期になってきました。2年生への引継ぎ前、最後の全校ブレインストーミング(ブレスト)が昨日行われました。「全校がもっと花と触れ合うためには?」「探究GML(家庭学習)の提出率を増やすためには?」「もっと選挙に関心をもってもらうためには?」など、各委員会から出された質問に対して、縦割りのグループでアイディアを出し合いました。なかなかグループの話し合いが盛り上がらない時には、進行役の本部役員が声をかけたり、他のグループのアイディアを紹介したりして盛り上げていました。3年生の「全員の意見を聴きたい」という気持ちが伝わってきました。
他教科の質問にも全力で対応
1月20日(月)本日は、第3回目の学力推移調査(国語・数学・英語の実力テスト)の日でした。朝、職員室には、生徒が数学の質問にきていました。しかし、あいにく教科担当者がいません。すると、英語科のO先生、社会科のT先生が「どれどれ?」と一緒になって質問の答えを考え始めました。その後、数学のH先生も職員室に戻り、輪に加わります。生徒は疑問が解決し「スッキリした!」と教室に帰っていきました。学力推移調査の結果が戻ってきたらまた皆で分析し、授業改善・学習改善に生かします。
調べたことを形に
1月17日(金)1年生の「町づくり」探究チームが準備をしてきた「ガチャ」が完成しました。「千曲市の活性化のために自分たちができることを」と考え、どの年代でも楽しめる「ガチャ」に千曲市の名所を紹介する缶バッジ(200円)、シール(3枚100円)を入れました。缶バッジも、シールも説明書きもポスターも、全て生徒の手作りです。「もっとこうしたら皆が楽しんでくれるのではないかな」とお客さんのことを想像しながら一生懸命作りました。現在屋代駅に設置されている「ガチャ」、ぜひ回してみてください。
お互いの頑張りを称えて
1月16日(木)第72回長野県統計グラフコンクールで、Aさんが長野県知事賞、EさんがSBC賞に入賞、Oさんが佳作、Mさんが努力賞に入賞しました。また、12名の生徒が長野支部優良賞を受賞しました。「データ収集のためのアンケートがなかなか集まらず、苦労した」「完成するのに1カ月くらいかかった」「昨年の作品よりよくなるよう頑張った」と皆コツコツと努力した結果です。賞状伝達では、お互いの頑張りを称え、自然と拍手が沸き起こりました。
よく見ると・・・発見
1月15日(水)2年生の国語では、論評文について学習をしています。今日は、論評文を書く前段階として、電車内でのマナーを呼びかける3種類のポスターから1つ選び、シンキングツール(思考ツール)を使ってそのポスターについて分析をしました。生徒は色やレイアウト、言葉の分かりやすさ、インパクトなど様々な側面から分析をしていました。「よく見ると色々な工夫があって驚いた」そうです。先入観にとらわれず、さまざまな方面や角度から物事を見たり考えたりする力はこれからますます必要になってきます。授業を通してその力を磨いています。
国際社会に目を向ける
1月14日(火)3年生社会科の授業では、「平和な国際社会の実現に向けて私たちは何ができるか」について考える中学校の教科書最後の単元が始まりました。本日の授業では、SDGsの17の目標をもとに、優先度の高いものについて考え、各自で分類した表を作りました。「先進国がパートナーシップを結べば、色々な問題が解決するような気がする」「住んでいる国によって、優先度が変わるな」と表を作りながら考えている生徒もいました。これから、各自選んだテーマの課題や解決策について探究していきます。国際社会について視野を広げる機会となりそうです。
雪の日の朝
1月10日(金)今朝は生徒が登校する時間に雪が降り始め、うっすらと路面に雪が積もりました。ふと中庭を見ると、高校の野球班の生徒が、雪を掃いてくれていました。顧問の先生のお話では、生徒たちが自主的に行っているとのことです。中学生の中にも、雪が降った日には一緒に雪かきをしてくれる生徒がいます。高校生の姿から学べることも、本校ならではのよさです。
発展課題に粘り強く取り組む
1月9日(木)3年生の数学の授業では、データ分析の発展的な学習をしていました。生徒たちは、データのばらつきや偏差の値を根気強く算出しており、感心しました。ここまでのデータ分析の学習は昔はなかったそうです。時代の変化を感じます。1年生は、火山でできた鉱物について実物を見ながら分類をしていました。石への見方も変わりますね。
総合文化発表会に向けて
1月8日(水)総合文化発表会に向けての準備が、各学年スタートしています。1年生は、探究学習で学んだことを、各自模造紙にまとめ始めました。普段はタブレットにスライドでまとめることが多い生徒たち。大きい紙面に「何をどのように書くか」「人目をひくようなフレーズは何か」レイアウトや言葉を「うーん・・・」と考えながら紙面に向かっていました。2、3年生は学年合唱練習です。2年生は、本日初めて全体で合わせてみたそうですが、とても綺麗な歌声でした。3年生は、自分たちでどんどん練習を進めています。2月の発表会が楽しみです。
新しい年のスタートは
1月7日(火)年末年始休業が明け、生徒が学校に戻ってきました。国語の授業では、1年生対2年生で百人一首大会をしました。中には上の句の決まり字を覚えている生徒、歌人の名前を聞き札を探し始める生徒などもおり、札を取るたびに「おーっ」と感嘆の声があがっていました。また、2025年のスタートにあたり、全校で顔を合わせた「初めの会」もありました。感染症予防についてや服装のルール、電車・自転車のマナーやルールなどを確認し合いました。今年も、皆健康に気持ちよく1年間過ごしたいです。
2024年締めくくりの登校日は
12月26日(木)今日は、今年最後の授業日でした。附属中は、最終日の今日も6時間授業がありました。3年生の教室をのぞいてみると、英語の授業では「Fast Food should be banned.(ファーストフードは禁止すべきだ)」についてのディベートを行っていました。ジャッジの生徒はそれぞれのチームの論を聞き「この論は説得力があった」「ここはちょっと本題とずれていたのでは」と丁寧に判定していました。国語の授業では、3週間後に控えた大学入試共通テストの漢文の問題に挑戦していました。中学3年生でも充分解ける問題もあり、生徒たちも粘り強く取り組んでいました。
午後の校長講話では、校長先生より、オーストラリアのウェノナ高校との交流や、地域の子どもたちを対象とした科学班のCHIKUMA STEAM PARKの活動を取り上げていただき「自分の身の回りから、外側へと他者とのかかわりを広げよう」とお話をいただきました。
冬休み、しっかり充電をして、また1月から皆で頑張ります。
細部まで描いた力作です
12月24日(火)綿半グループ主催 第14回わたしの「ふる里自慢」絵画コンクールで、1,620点の応募作品の中から、2年生のOさんの作品「雨上がりの歩道橋から」が中学生の部「最優秀賞」を受賞しました。Oさんは、雨上がりの日、街に反射するきれいな夕焼けを赤味がかった色を使うことで表現しました。空の様子や遠くのライトの光など、細かなところも丁寧に描いた力作です。
身の回りには不思議がいっぱい
12月23日(月)更埴生徒科学作品展覧会に出品した皆さんに賞状が届きました(県出品作品については12月13日(金)のHPをご覧ください)。それぞれの研究タイトルを聞くだけで、興味深く、詳しく話を聞いてみたくなります(以下、研究タイトル掲載)。
・インジゴカルミンの信号反応
・パン作りにドライイーストは必要なのか
・自然のリトマス紙・アリの習性調査
・おいしい水ってどんな水?
・太陽熱温水器をつくろう
・野菜の分類
・10円玉を輝かせよう
・ニュートンのゆりかごの動き
・食品によるカビの生え方の違い
社会問題を考える
12月19日(木)第18回スクラップ新聞コンクールで奨励賞を受賞したHさんTさんに賞状が届きました。これで先に優秀賞を受賞したKさん、Nさんと4人の受賞者が揃いました(Kさん、Nさんの記事は11月1日(金)のホームページに掲載)。
Hさんは「動物の生態系」についてまとめました。鹿による農作物への害などのニュースをみて、どのように生態系が変化しているのかについて興味をもったそうです。Tさんは、自分の住む町の「人口減少」について調べました。全国的にも深刻化している人口減少が実際どのような状態なのかについてまとめ、考えました。記事の内容をまとめたり、疑問に思ったことを調べたりすることで、さらに理解が深まりますね。
小・中2万点以上の中から
12月19日(木)令和6年度JA共済小・中学生第68回書道コンクール「条幅の部」で、3年生のMさんが金賞(全県で9点)を受賞しました。また、2年生のKNさんが「条幅の部」で銀賞、「半紙の部」で銀賞(全県で9点)、1年生のNさん、2年生のKCさん、3年生のKSさんが「半紙の部」で入賞をしました。小・中合わせて2万点以上の応募作品の中からの入賞だと知り、驚いた様子の生徒たちでした。
生徒会選挙がありました
12月18日(水)生徒会選挙がありました。候補者のFさん、Tさんは「自分で考えて行動できる校風をつくりたい」「誰もが安心して過ごせる学校にしたい」と附属中で先輩方が大切にしてきたものを守りながら、よりよい学校にしたいというそれぞれの思いを、全校生徒に訴えました。推薦責任者のHさんSさんの演説は、制限時間の中で、それぞれの候補者の人柄がたくさん盛り込まれていました。
候補者、推薦責任者、選挙管理委員の一生懸命な姿、思いに聴き手の生徒たちもピリッとしたよい雰囲気の中、投票が行われました。いよいよ第12期生の組閣が始まります。
附属中学校通信11月12月号
附属中学校通信11月12月号です。
HPで見逃した話題があるかもしれません。→061218附属中通信11月12月号.pdf
互いの頑張りを称え合う
12月16日(月)長野県読書感想文コンクールで、2年生のTAさんの「ありたい自分であるために」が金賞を受賞しました。また、3年生のSさんの「お大事に」、2年生のTEさんの「晴れた空、全ての生き様に花束を」の2作品が入賞しました。TAさんは、読書感想文初挑戦。TEさんは「(本を読んでまとめることは)将来役に立つから」と、Sさんは「すごくよいお話だったのでみんなに伝えたいと思った」と挑戦したそうです。お互いの出品動機を聞き「いいね」「すごいね」と称え合いました。
長野県学生科学賞作品展覧会入賞しました!
12月13日(金)3年生のSさん、Tさんの研究「インジゴカルミンの信号反応」が長野県学生科学賞作品展覧会で優良賞を獲得、2年生のYさんの研究「パン作りにドライイーストは必要なのか?」が入選をしました。3年生は2年連続の研究で、今年度は様々な条件を加えた実験ができたそうです。2人の研究は、第68回日本学生科学賞長野県審査委員会からも優秀な作品として賞状をいただきました。2年生のYさんは、パンを作る材料を変え、味や触感などの違いをまとめました。
3人に、研究のきっかけを聞くと「何かちょっと面白そうだな」と思って(研究を)始めたら「すごく面白い」に変わったとのこと。意外と身近なところにきっかけが転がっています。興味をもったらとにかくやってみる、行動に移すことで世界が広がりますね。
ウェノナ高校との交流がありました
12月12日(木)オーストラリアのウェノナ高校から屋代高校と附属中学校に13名が来校しました。附属中学校からは、3年生10名が案内ボランティアに名乗り出て一緒に2時間目の授業を受けました。A組は「漢文」の授業です。佐久間象山の「余年二十以後 乃知匹夫有繋一国(私は二十歳になって以後、低い身分の自分も一国と関わっていることを悟った)(後略)」という言葉を自分流にアレンジしたものを作りました。生徒たちは、通訳をしたり、ウェノナ高校の生徒の伝えたいことを一生懸命漢文に直し見せていました。B組の理科の授業では、折り紙を使って「長距離飛行できる紙飛行機」を作っていました。生徒は、実際に示しながら、折り方を伝えたり、動画を見せて伝えたりしていました。
ボランティアの生徒たちは、授業の後、善光寺の案内に出かけていきました。「お昼は何がいいかな?」と色々考えていたので、明日の報告が楽しみです。